夜中の独り言
今日は少し特別な用事があった。
それは去年、やりたかったけど今のわたしには無理だと諦めた事。
少し成長したわたしが初めて挑戦した事。
将来の夢に向けた1歩目の、さらに1歩目。
それを一応、成し終えた訳だけど、正直1歩目どころかまだ半歩しか進んでないのに既に戻りたい気持ちでいっぱいになってしまった。
わたしの中のMWツアーを終えて、秀太くんのライブも終えて、2人の口から出た言葉は大体似たようなニュアンスで。
2人とも"背中を押してあげる"って言ってくれた。
大好きな2人からそう言われたら、前に進むしかないなって、去年やり損ねた事を挑戦しようって気になった訳だけど、前に進もうって気持ちだけで実際の自分って何も変わってなくて。
気持ちは充分だった訳だけど、技量が足りてなかった。そんな所だろうか。
一気に自信を喪失してしまった。
自分はどうしてここまで自信が無いのだろう。
正直これは、自尊心さえあればどうにかなる話。
ただ、それを身につけることの難しさたるや。
わたしの誇れるものとは何だろう。
わたしが他人に負けないものとは何だろう。
この夢を志す上で考えた結果、それは"言葉"だと思った。
わたしには何も無い、でも言葉だけは褒められる事が多かった。
1番誇れるものではないかと。ガッツリ理系だったけど。
言葉を誇りに夢への1歩を踏み出してみた訳だけど、武器はそれだけでは足りなくて。
"やりたい事を成し遂げるためにはやりたくない事もやらなければいけない"
その壁にぶち当たってしまった。
1番最初っから1番苦手な試練であった。
言葉以外誇れるものがない。そう、中身しか誇れないから、外見だけを写すものが苦手で。
自分の外見を見ては自信を失くす事の繰り返し。
ずっと、それは今までもずっと、そうだった。
どんなに外見関係ない事でも、外見だけを気にして何も出来なかった。
学校すら行けなくなった。
自分はどうしてここまで自信が無いのだろう。
どうやったら自尊心って身につくのだろう。
…夢って、足りないものを埋めるために願うのだろうな。
幸せになりたい、他人を幸せにしたい、そんな夢を持つ者は幸せではないからそう願うのであろう。
"要らないぜ完璧なんて どうせ人間死ぬまで未完成"
"だけど人はきっと欲深いものだね もっともっと欲しくなる"
完璧な人間になんて絶対になれないのに、人は1つ満たされてはまた次の欲が出る。
永遠に完璧を追い求める、まさに"生きる屍"である。
自分に完璧な自信を持つ事。それは完璧な自分にしかできない事。
完璧な人間なんていないのだから、人は皆自信がなくて当然なのであろう。
完璧じゃなきゃ前に進めないなんて、そんなんじゃいつまで経っても止まったままではないか。
だからこそ2人は、"背中を押してあげる"って言ってくれたのだろうな。そのままでも進めるよって、言ってくれたのだろうな。
自信なんか無くてもいい。前に進む勇気さえあれば。
文字にしてみたら少しだけ気持ちが楽になったよ。
文字にして気持ちが楽になるなんて、最初から敵は自分しかいなかったのだろうな。
周りからの目線なんて、そんなの敵じゃないんだろうな。
結局全て自分との戦い。
でもこの戦いを、本来ならわたしの中だけの戦いを、文字にする事で、誰かが見てくれてるって事だけで、少しだけ、楽になれる。
承認欲求ってやつ。阿呆らしいね。
他己評価なんて信頼ならないのに。
他人を考え、尊重する事は大事だけれども、それと同じくらい自己も尊重すべきなのである。
他人に意志を委ねるだけの人生なんて、勿体無いだろう。
……いや矛盾してるね。そうだよね。
自己を大事にとか言っときながら他人の目ばっか気にしてるのはわたし自身。
それで進めないのもわたし自身。超ブーメラン。
でもきっと、わたしだけじゃないはず。
これを見ている君の心にも、矛盾して、対立しているもう1人の自分がいるはずだ。
どちらも同じ自分であると、受け入れる事が大事なのであろう。
この世には間違いなんて何一つない
全てを肯定して生きようではないか
あー思った事思うがままに書いたら本当に楽になった。
文章はちゃめちゃだよね、誰かがもしかしたら見るかもしれないっていう夜中の独り言だから許してください。笑
君の未来に幸あれ。そして、わたしの未来にも幸あれ。