この頃は学校には殆ど行ってなかった。

もう65kgまで太った体。

誰にも見られたくなかった。


勉強なんて全くできなかった状態だったから、大学は高2までの成績で推薦で決めたのだけど、正直大学を選んだのは拒食期の時で、食べ物のことで頭いっぱいの時期で……

自分のやりたいことなんて食べ物以外思いつかなくて、食べ物系の学科を選んでしまった。


だから過食症となった今、大学すらもう行きたくなかった。


学校に行く意味は何一つないし、見られたくないし、ほとんど行かずに家で過食とアルバイトの日々。


しかし、部活はあった。

3年生は定期演奏会で部活に戻る予定だ。

でもこんな身体で、正直ステージなんて出たくないし、

部活はなんだかんだ大好きだけど、衣装はもう着れないだろうし……

定期演奏会は出ないつもりでいた。

よって部活も顔を出してなかった。


殆ど家にいるだけの日々。

家にいても食べることしかしない日々。

生きる意味なんて、何一つなかった。

死にたい。殺したい。

それしか考えられなかった。


今日過食して明日死のう、なんて何度考えたことか。

リストカットオーバードーズ、自殺計画、そんなの毎週してた。


家出もした。結局友達の家に泊めてもらうことになったけど。


もう、無茶苦茶な日々。

生死の狭間で生きている感じ。

常に死ぬことしか考えていない。

でも体は一応生きてる。

そんな感じだった。